River Street, Blue Building, 1st. floor
5690-970 New york City

workaiton hub 紺屋町

workaiton hub 紺屋町

About this project

【 workaiton hub 紺屋町 & farmstudio テーブルと燕 】

淡路島洲本市の市街地
古くは山城のある城下町で淡路島で一番栄えた都市.
碁盤の目状に路地が通り、間口も奥行きもあるおおらかな町屋街.

紺屋町は商人の町で、今も通りに面したところは土間になってる家屋が多く、
街を歩いていると、今はお店はされてない家屋でもおばあちゃんたちが土間でくつろいでいるのが微笑ましい光景がひろがっている
その景色を次の世代につなげたいと考え設計し整えていった.

竈門のようなお饅頭のようなシームレスの左官カウンター
土の良い淡路島で身近な左官
モルタルで固くつるつるに固められた造形で、懐かしいような
少し違和感があるようなものにしたかった
さらに路地から、見える丸く優しい形状が道ゆく人の足を止めてもらえるよう意識した.

1階も2階も通りからなんとなく中の様子が感じられて、
人の雰囲気が滲み出るように.
1階はカフェ兼コワーキングスペース
2階は契約企業さんのワーケーションスペース

【workaiton hub 紺屋町 】
淡路島で気持ちを豊かに仕事をするワーケーションの拠点
都会に住む社員さんの福利厚生としての施設、そしてアイディアを豊かにする
美味しいご飯を食べ、島の人との交流を楽しむ施設

※「ワーケーション」とは、「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語であり、自宅や職場以外で自然豊かな場所リモートワークを行うこと示す

【farmstudio テーブルと燕】
地域に愛されるカフェとして
shimatoworksとワーケーションで入居する会社さんの社員食堂としてのカフェ
島のめぐみを一つ一つ紡ぎ合わせて、テーブルに並べる
どの食材も想いがこもってて、食べる前からとても嬉しくなる.

この施設の裏にはハーブガーデンがあって、
採れたてのハーブで料理されるのも嬉しい.

 

設計施工監理、ワークショップを通して気づいたことは

洲本の、淡路島の、
人のつながりとあたたかさがとてもすごい
滞在しないとわからない魅力がある.

何度でも訪れたくなる場所.

@fs_table_tsubame

INFORMATION

farmstudio テーブルと燕
〒656-0025 兵庫県洲本市本町7丁目1−32
金,土,日 10時00分~17時00分

場 所:兵庫県洲本市
設計デザイン:奥田達郎建築舎
施 工:植野工務店 @ueno_koumuten_
左 官:八田公平 @ko_hey8、中野脩平 @shuhei930814
ベンチ・家具制作:家具zonbi @isikawayasuhiro、合同会社 生活工学研究所 @syuohki
D I Y左官、お庭:お施主さまとたくさんのサポーター
D I Y指導、写真:奥田達郎建築舎

Location : Sumoto City/JAPAN
Principal use : workaiton hub/cafe
Structure : wooden
Building constructor:Ueno komuten
Architects:Tatsuro Okuda Archi

PROCESS

【 施工風景 】

左官にこだわった
職人さんに依頼する部分とワークショップで淡路島のたくさんの仲間たちと塗る部分
くるっと左官で包まれた空間を意識して
みんなでつくりあげました

昔ながらの町屋の木造住宅は、空間が細かく区切られて
窮屈な雰囲気だったが、解体してゆく中で風が通り
明るく伸び伸びしていく様子が心地よかった

BEFORE

【 施工前 】

Details

Client:  株式会社シマトワークス
Project URL:  workation-life